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デザイン経営ノート


価格競争から抜け出せない会社が最初にやるべきこと
価格競争に巻き込まれている企業の多くが、「値上げできない」と悩んでいます。しかし、問題は価格ではありません。 「なぜその価格なのか」が説明できないことです。 価格とは、価値の結果です。価値が明確であれば、価格は後から決まります。逆に、価値が曖昧な状態では、価格は常に比較され、下げるしかなくなります。 ある事例では、同業他社とほぼ同じ商品を扱っている企業がありました。違いはほとんどなく、価格競争に陥っていました。 そこでデザインラボでは、「違いを作る」のではなく、「価値を定義する」ことから始めました。 ・誰のための商品なのか・どのようなシーンで使われるのか・なぜその企業がやる意味があるのか これらを整理した結果、同じ商品でも“別の価値”として再定義することができました。 その結果、価格を下げるのではなく、むしろ上げることが可能になりました。 価格競争から抜け出すために必要なのは、「値上げの勇気」ではなく、「価値を言語化する力」です。 そしてそのためには、事業全体を見直す必要があります。 デザインラボでは、商品やサービスの棚卸しを行い、価値を再定義す


ブランドを変えても売れない理由|中小企業が陥る3つの勘違い
「ブランドを作り直したのに売れない」 これは非常によくある相談です。そして、その多くには共通した“勘違い”があります。 まず1つ目は、 ブランド=ロゴや見た目だと思っていること です。確かにロゴやデザインはブランドの一部です。しかし、それはあくまで“表現”であって、“中身”ではありません。 2つ目は、 ターゲットが曖昧なまま進めてしまうこと です。「幅広く売りたい」という気持ちは理解できますが、結果として誰にも刺さらない状態になります。 3つ目は、 自社の強みを言語化できていないこと です。「品質が良い」「丁寧に作っている」といった表現では、差別化にはなりません。 ある食品メーカーの事例では、リブランディングを行ったにもかかわらず売上が伸び悩んでいました。話を聞くと、ロゴやパッケージは洗練されていましたが、「誰に、何の価値を提供しているのか」が曖昧でした。 そこでデザインラボでは、まず顧客を絞り込み、その人にとっての価値を再定義しました。その上で、商品ラインナップを整理し、ブランドの軸を一本化しました。 結果として、販路も変わり、単価も上がり、売


中小企業が「売れなくなる本当の理由」とは?デザインでは解決できない構造問題
多くの中小企業が売上低下に直面したとき、最初に考えるのは「デザインを変えること」です。ロゴ、パッケージ、ホームページ。確かにそれらは重要です。しかし、結論から言えば―― 売れなくなる原因の多くは、デザインではなく“事業構造”にあります。 例えば、ある製造業の企業では、長年同じ商品を作り続けていました。品質には自信があり、見た目も一定の改善はしていました。しかし売上は徐々に低下。そこで「パッケージを変えたい」という相談を受けました。 実際に分析すると、問題はデザインではありませんでした。 ・誰に売るのかが曖昧・競合との差別化が不明確・価格の根拠がない つまり、「売れる理由」が構造として存在していなかったのです。 そこでデザインラボでは、まず商品ではなく“事業そのもの”を見直しました。顧客を再定義し、用途を絞り、価値の伝え方を再設計。その結果、同じ商品でも売れ方が変わり、価格競争からも脱却することができました。 ここで重要なのは、「デザインは最後に効く」ということです。 構造が整っていない状態で見た目だけを変えても、それは“誤魔化し”に近いものになり


ブランドコアバリューから再設計したWeb戦略 — 5ヶ月で可視化した地域価値
山形アルミサッシ工業様は、山形県を拠点に、窓・玄関・断熱リフォームなど住まいに関わる事業を50年以上手がけてきた地域密着型の企業です。
一方で、事業の多くがBtoBや既存顧客からの紹介に支えられてきたため、
・自社の強みや価値が言語化されていない
・Webサイトが「会社の想い」や「選ばれる理由」を十分に伝えきれていない
という課題がありました。
これからの時代を見据えたとき、
・生活者との直接的な接点(BtoC)の強化
・若い世代にも伝わるブランド表現
・社内外で共有できる“判断軸”の明確化
が重要なテーマとして浮かび上がってきました。
山形アルミサッシ工業様のフィールドリサーチから、デザインラボでは単なるホームページ制作ではなく、がこれからの時代に「どんな価値を、誰に、どのように届ける会社なのか」を明確にするための、ブランド基盤構築プロジェクトとして本支援をご提案いたしました。


なぜ中小企業のデザイン経営は「制作」から始めてはいけないのか
中小企業が「デザイン経営」に取り組もうとしたとき、多くの場合、最初に検討されるのはロゴ制作やWebサイトの刷新、パンフレットの作成といった“制作物”です。しかし、制作から着手した結果、思うような成果が出ず、「デザイン経営は意味がなかった」と感じてしまう企業も少なくありません。
本記事では、なぜ中小企業のデザイン経営は制作から始めてはいけないのか、その構造的な理由と、成果につながる正しい進め方を解説します。


中小企業のデザイン経営支援を実装するとは ― 滋賀県の漆器メーカーにおける5ヶ月伴走プロセス ―
地域中小企業におけるデザイン経営支援の実装プロセス
― 渡邊美術工藝様・5ヶ月の伴走支援から見えた成果と示唆 ―
中小企業におけるデザイン経営は、単なるデザイン改善ではなく、経営そのものを再設計する取り組みです。本記事では、創業100年を超える漆工芸企業・株式会社渡邊美術工藝様への5ヶ月間の伴走支援を通じて実装した「中小企業のデザイン経営支援」のプロセスと成果を紹介します。


中小企業ブランディングの方法|4ステップで成果が出る実践ガイド【成功の秘訣】
中小企業がブランドを構築するための具体的な方法を、4つのステップで分かりやすく解説。よくある失敗、成功のポイント、実践プロセスまで網羅。ブランディングを始めたい経営者必見。


中小企業のブランディングで色を活かす|印象と信頼をつくるカラー戦略|デザインラボ
ブランドを形づくる要素の中で「色」は最も直感的に伝わる力を持っています。特に中小企業においては、限られた広告費や人材であっても、色を戦略的に活用するだけでブランドイメージを大きく高めることが可能です。本記事では、中小企業がブランディングにおいて色をどのように活かすべきか、その実践的な視点を紹介します。


カラーと視認性 中小企業ブランディングに欠かせない色の使い方
色はデザインにおける印象を大きく左右する要素ですが、同時に**視認性(読みやすさ・見やすさ)**を左右する重要なポイントでもあります。ロゴやWebサイト、チラシやパッケージにおいて、色の組み合わせひとつで「伝わるデザイン」にも「見づらいデザイン」にもなり得るのです。


ロゴカラー選びの方法 最新トレンドをブランド戦略に活かす方法
企業やブランドにとって「ロゴカラー」は単なるデザイン要素ではなく、顧客の第一印象を左右し、長期的なブランド認知を支える大切な資産です。色は心理に直接作用するため、正しく選定すれば信頼感や親近感を生み、誤ると違和感や不信感を与えることもあります。では、どのようにロゴカラーを決めるべきなのでしょうか。


2026年秋冬トレンドカラーをブランド戦略に活かす方法
2026トレンドカラーをブランド戦略に活かす上で押さえる前提(デザイン経営視点)
色は単なる装飾ではなく、ブランドが「何者か」を社会に伝える言語です。特に中小企業では、理念・世界観・素材の背景を色と質感で翻訳することが、選ばれる理由を形にする近道になります。
デザインラボでは、色を“流行そのもの”ではなく デザイン経営の設計プロセスにおける一要素として扱っています。
本稿では、2026トレンドカラーをブランド戦略に活かす際の考え方を、デザイン経営の視点で整理します。


【事例紹介】栃木県 農園の魅力と日常を、国内外に発信 | 那須ハートフルファーム様Webリニューアル支援
栃木県那須町にある那須ハートフルファーム様は、四季折々の景観と農体験を楽しめる観光農園として、地域住民や観光客に親しまれてきました。特に春の菜の花畑や鯉のぼりイベントは人気が高く、毎年多くの方が訪れる風物詩となっています。
しかし、旧ホームページにはいくつかの課題がありました。更新には外部デザイン会社とのやりとりが必要で、リアルタイムな情報発信が難しく、SEO効果も弱い状態。また、イベント時期になると「咲いていますか?」「鯉のぼりはやっていますか?」といった電話問い合わせが増え、本来の農作業に支障をきたす場面も少なくありませんでした。


【事例紹介】和歌山県 温泉の恵みを、手に取る体験へ | 花山温泉様「やくしすい」ブランド開発支援
和歌山県にある歴史ある名湯「花山温泉 薬師の湯」は、炭酸泉の源泉として日本でも珍しい高濃度炭酸鉄泉を有し、地域内外から多くの湯治客を惹きつけてきました。その源泉の恵みを日常にも届けたい──そんな想いから誕生したのが、化粧品ブランド「やくしすい」です。
このブランド開発において、花山開発株式会社様からのご依頼を受け、デザインラボは商品ラベル・パッケージデザインからパンフレット、ギフトボックス、ECサイトリニューアルまでをトータルでご支援いたしました。


【事例紹介】山形県 デジタルカタログでブランド強化へ | マイクロバブル事業カタログ制作支援
山形県に本社を構えるアクアソリューション株式会社様は、水環境技術を核とした独自のマイクロバブル装置やソリューションを展開し、農業・漁業・医療・美容といった幅広い分野での応用を推進する企業です。
今回、同社が注力する「マイクロバブル事業」および新ブランド「ZOE(ゾエ)」の認知拡大と営業支援のため、デザインラボが各種プロダクトカタログの企画・制作・内製化支援を担当しました。


【事例紹介】北海道 畜産業を快適にする アニマルウェルフェアから生まれた新製品開発ストーリー
北海道石狩郡に本社を構えるファームエイジ様は、家畜用資材の開発・販売を通じて、畜産現場の課題解決に取り組む企業です。近年、世界的に注目される「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の考え方を軸に、畜産現場の快適性と生産性を両立する新商品の開発がスタートしました。
このプロジェクトにおいて、デザインラボは新規プロダクトの企画設計と開発支援を担当しました。


【事例紹介】東京都 地域の“知られざる名店”を再発見へ | 雑色モダンビストロのデジタル戦略ストーリー
東京都大田区雑色のモダンビストロ「ミモザデリ」。こだわりの産地から仕入れたランチとおしゃれな店内が魅力で、知る人ぞ知る存在でした。認知度の不足によるランチの来店客数の伸び止まりが経営課題となっていました。
そんな中、大田区商店街連合会様よりご相談をいただき、「地域再発見×デジタル活用」のプロジェクトをスタートしました。今回は、その成功ストーリーをご紹介します。


【事例紹介】愛知県 金属加工会社様 | コーポレートブランディング支援
■「ブランドの統一感に課題を感じる」中小企業様へ
「企業としての存在価値が伝わっていない」「複数の製品ラインがありながらも、ブランドのまとまりがない」そんな悩みを抱えていませんか?
愛知県名古屋市で金属加工企画製造販売を行っている「株式会社昭和インダストリーズ」様も、70年以上の歴史と技術力を有しながら、社内外へのブランド認知の統一に課題を抱えていました。名古屋銀行様との伴走のもと、半年間にわたりCI(企業理念)からSNS戦略に至るまで一貫したブランド再構築プロジェクトを実施しました。


【事例紹介】大阪府 営業資料をCanvaで再設計|物流業界向け提案カタログをインフォグラフィックで制作
物流業界の課題を可視化し、営業提案を成功へ。太洋ロジスティックパートナー様との営業資料デザイン事例をご紹介。Canvaを活用し、営業現場で“伝わる”資料に。


【制作実績】パン屋のホームページ制作|岩手県パン製造メーカー公式サイト|デザインラボ
岩手県盛岡市で長年愛され続ける老舗パン屋「福田パン」様の公式ホームページホームページ(https://www.fukudapan.com) を、デザインラボ株式会社にて企画・制作させていただました。
福田パン様は、地元では「盛岡のソウルフード」として知られ、長蛇の列ができるほどの人気店です。近年ではSNSやメディアでの露出が増えたことで、県内は勿論、県外や海外からの観光のお客様も来店されるようになりました。こうした背景の中で、代表の福田様は「正確な情報を、公式に発信する必要性」を強く感じられたことからプロジェクトがスタートいたしました。


エリア・アライメント
エリア・アライメントとは、デザインの要素同士の端を単純に揃えるのではなく、それぞれのデザイン要素が占有する領域全体の位置を基準にして整列させる配列手法です。例えば、テキストや画像、図形など異なる大きさや形状の要素が並ぶ場合、それぞれの「見えない枠」や占有エリアを意識して揃えることで、全体のレイアウトに統一感と秩序が生まれます。