【事例紹介】愛知県 金属加工会社様 | コーポレートブランディング支援
- 深沢 光
- 6月19日
- 読了時間: 3分
更新日:6月20日
■「ブランドの統一感に課題を感じる」中小企業様へ
「企業としての存在価値が伝わっていない」「複数の製品ラインがありながらも、ブランドのまとまりがない」そんな悩みを抱えていませんか?
愛知県名古屋市で金属加工企画製造販売を行っている「株式会社昭和インダストリーズ」様も、70年以上の歴史と技術力を有しながら、社内外へのブランド認知の統一に課題を抱えていました。名古屋銀行様との伴走のもと、半年間にわたりCI(企業理念)からSNS戦略に至るまで一貫したブランド再構築プロジェクトを実施しました。
■このブログは、こんな方におすすめです
長年の企業活動をブランディングで再定義したい中小企業様
事業や製品は優れているが、社内外への浸透が弱いと感じている経営者様
新商品や新規市場展開に向けブランド軸を強化したいマーケティング責任者様
自社SNS運用に戦略性を持たせ、ファンベースを築きたい広報担当者様
■プロジェクト背景
昭和インダストリーズ様は1948年創業の金属加工メーカーで、自転車用バスケット・スタンド・キャリアを国内外に展開しています。OEM製造の高い実績を誇りながらも、「昭和ブランド」の想起や一貫した企業イメージの定着には課題がありました。
また、新ブランド「ADVANS」の立ち上げやスポーツ車分野への進出など、戦略転換期における情報発信の見直しが求められていました。
■課題と提案
主な課題は以下の通りです。
CI(企業理念)の時代に沿った刷新ができず、社内外の価値訴求が分散
商品ラインごとのブランドメッセージが不統一
ターゲットと目的が不明瞭なため、SNS運用での焦点が定まりにくい
これらに対し、藤井社長様と役員の藤井様と綿密な議論を実施したうえで、以下を提案いたしました。
パーパス/ミッション/ビジョン/バリューの体系化
製品群別のBI(ブランドアイデンティティ)策定
トーン&マナーによる一貫したビジュアルルール整備
BtoBとBtoC両面を意識したSNS運用戦略の立案
■制作プロセス
CI策定ワークショップ:社長インタビューや幹部ヒアリングを通じ、企業の歴史・技術・理念を「パーパス」へ再定義
VI(ビジュアルアイデンティティ)開発:従来「昭和インダストリーズ」ロゴと連動しつつ、新ブランド「ADVANS」と「昭和インダストリーズモノクロームロゴ」でそれぞれの価値領域を明確にし、表現を明文化
製品別ペルソナ分析:スタンド・バスケット・キャリアの各カテゴリごとにユーザー像を精査し、セグメント別メッセージを設計
Instagram運用設計:卸先向けと一般ユーザー向けの投稿内容を分け、「製品技術」と「ライフスタイル」を分けて発信
トーン&マナー定義:Web・パンフレット・SNSまで一貫した表現ルール(色彩・フォント・語り口)を策定
■成果
CIワークショップにより、社員一人ひとりが“ブランドの担い手”に 理念の言語化を通じて、社員の意識が「業務」から「ミッション」へとシフト。組織内にブランドの共通言語が根付き、社内外に一貫した姿勢で発信できる基盤が整備。
Web・SNS・展示会ツールまで、すべての表現が“昭和ブランド”に統一 トーン&マナーとビジュアルアイデンティティの再設計により、あらゆる接点で顧客に「誠実で信頼できるものづくり企業」という印象を一貫して届けることに成功。
新ブランド「ADVANS」の市場ポジションを確立、販促戦略の精度が飛躍的に向上 スポーツサイクル分野への進出において、ターゲットペルソナと訴求メッセージを明確化。
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企業の価値は、製品だけでは伝わりません。社内の誇りと、顧客とのつながりを「見える化」したブランディングが求められています。CI、VI、BI、マーケティング戦略まで一貫した構築を、デザインラボがご支援します。
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