2026年秋冬トレンドカラーをブランド戦略に活かす方法
- 深沢 光

- 8月24日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
2026トレンドカラーをブランド戦略に活かす上で押さえる前提(デザイン経営視点)
色は単なる装飾ではなく、ブランドが「何者か」を社会に伝える言語です。特に中小企業では、理念・世界観・素材の背景を色と質感で翻訳することが、選ばれる理由を形にする近道になります。
デザインラボでは、色を“流行そのもの”ではなく デザイン経営の設計プロセスにおける一要素として扱っています。
本稿では、2026トレンドカラーをブランド戦略に活かす際の考え方を、デザイン経営の視点で整理します。
2026年の市場背景:なぜ色が「経営課題」になるのか
2026年の色の潮流は、「癒やし系ダーク × 反応するブライト × ソフト中間色」。
社会背景 | 対応するカラートレンド | ブランドへの示唆 |
不安定さと再構築 | 深いティール / 静かなダーク | 安心×未来志向の両立 |
AI×人間性の統合 | レスポンシブなブライト | デジタル体験の人間化 |
長寿命・サステナブル志向 | 継続使用できるミッドトーン | 短命色からの脱却 |
色をブランドに活かす際の設計フロー
1. 事業の価値(Why)
2. ブランドのポジション(Who / For Who)
3. 世界観・感情価値(What)
4. 色・素材・タイポグラフィ(How)
この順に落とし込むことで、 「流行だから使う色」ではなく 戦略が根拠になる色 へ変換できます。
2026/27秋冬の色傾向(デザイン経営視点)
1)冷色優勢&二極化 → 選択領域が広いパレット
明るさと深さが両立し、ブランドの段階に合わせた色戦略が可能に。
2)“癒やし系ダーク”の継続 → 信頼・継続性を表現
Transformative Teal が象徴的。革新=派手さではなく「静かな強さ」へ。
3)AIブライト×ヒーリング → テック×人間性の統合
ネオンは“情報の可視化”、ソフトパステルは“回復”。
4)中間色の再定義 → 長期運用可能なブランド資産
Wax Paper や Olive Stone のようなニュートラルは、短命な流行からの脱却に寄与。
注目のキーカラーとブランド活用
今季のSeasonalを象徴する推しの5色です。
Transformative Teal(19-4517)|静けさ×未来性
役割:革新と安心の両立活かし方:
UI…先進性を主張しつつ疲れにくい配色
プロダクト…深色+光沢で「内なるテクノロジー」を示す

Wax Paper(12-0806)|持続性と温度感
役割:感情の距離を詰めるニュートラル活かし方:
パッケージ…地球素材系ブランドの“背景”に最適

Fresh Purple(19-3536)|統合と共創
役割:コミュニティ・参加・共創活かし方:文化発信ブランド/イベント/メタバース UI

Cocoa Powder(19-1620)|記憶とクラフト
役割:原点回帰と物語性活かし方:地域素材や伝統産業のリブランディング

Green Glow(13-0540)|生命感とアラート
役割:注意喚起・未来感・差し色注意点:主役でなく「点灯させる役」

この記事を活かす次の一歩
色は“戦略の結果”であり、スタート地点ではありません。
■デザイン経営によるブランド戦略設計
■ ビジュアルと事業価値を結ぶ伴走支援
■ ロゴ・色・世界観の体系設計
まとめ
色は「装飾」ではなく価値翻訳ツール
トレンドは社会背景の反映であり、根拠にできる
中小企業は「長期運用できる色」を軸にすべき
デザイン経営とブランド戦略の詳細は、こちらの解説ページをご覧ください。


