【事例紹介】営業資料をCanvaで再設計|物流業界向け「3WAY出荷システム」提案カタログをデザイン
- 深沢 光
- 2 日前
- 読了時間: 3分
更新日:16 分前
■「営業で伝わらない」を解決したい中小企業様へ
「現場で使えるシステムがあるのに、営業でうまく伝えきれない」
「複雑な提案書が、顧客にとって“理解できない図面”になっている」
「いいサービスなのに、受注につながらない」
そんなお悩みをお持ちの経営者・営業企画の皆様へ。本記事では、太洋ロジスティックパートナー様との事例を通じて、伝わる資料で価値を届け、営業成果につなげる方法をご紹介します。
■ このブログは、こんな方におすすめです
提案資料が技術寄りで営業トークに活かせていないと感じている方
物流や製造業など、現場発の業務改善サービスを持っている企業様
ノーコードツール(Canvaなど)で、自社でも柔軟に編集・運用したい方
特に年商1〜50億円の中小企業の営業責任者・経営者層にとって、実践的なヒントとなる事例です。
■ プロジェクト背景:物流の変化にどう対応するか?
日本の物流業界は今、2024年問題(ドライバー不足・労働時間制限)によって、出荷・配送・人材確保の各面で大きな変化に直面しています。この変化に対応し、大阪府の物流企業「太洋ロジスティックパートナー」様が開発したのが、出荷業務の自動化・柔軟化・可視化を目的とした「3WAY出荷システム」です。
従来の一斉出荷方式に加え、店舗別出荷、エリア別出荷、案件別出荷の3方式に対応することで、クライアントの多様な出荷ニーズと現場の負担軽減を同時に解決する構造となっています。
■ 課題と提案:「いい仕組み」が伝わらない現実を打破
新しい仕組みを作っても、伝え方が難しければ提案が成立しないのが営業の現実です。特に物流や製造分野では、技術寄りの資料に偏りがちで、相手が本当に理解・判断できる情報になっていないケースが多く見られます。そこで、デザインラボでは以下の視点で、Canvaを活用した営業資料(オンオフ対応型)を構成しました。
【制作した営業カタログの特徴】
サービス導入までの流れを図解化
顧客目線でのベネフィットを明示
類似業種での導入事例を紹介
文章ではなく、図解・フロー・イラスト中心の“直感的に伝わる”構成に。営業現場でも説明しやすく、顧客も理解・共感しやすい資料に仕上げました。
■ 制作プロセス:営業の「型」を構築
プロジェクトでは、サービス開発者へのヒアリングを重ねながら、下記の6つの工程を3ヶ月間の短期間で実施し、汎用性の高い営業資料を構築しました。
提案背景とペルソナ定義
提案構成の設計(Before→After)
デザイントーンの統一
Canvaテンプレートの構築
オンオフ両用のデータ出力・印刷対応
社内用ミニマニュアル
■ 成果:営業の質とスピードに変化
完成した資料は、代表の藤岡様や営業担当の河野様にも商談の質・スピードが変化したと高評価をいただきました。
物流や製造分野において、技術力や仕組みは既にある企業が多い一方、それを伝える「営業の型」「見せ方の工夫」が不足している企業は少なくありません。
本プロジェクトは、「現場発の価値を、現場で伝えるツール」に昇華させることの重要性を改めて実感できる機会となりました。
■ 今こそ、提案力をアップデートしませんか?
営業提案書を見直したい
Canvaを活用し、伝わる資料を自社で運用したい
技術や仕組みの「見える化」を図りたい
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、デザインラボにご相談ください。“伝わる提案”が、御社のビジネスを変える一歩になるかもしれません。