【事例紹介】福岡県健康器具販売会社様 | デジタル集客支援
- 深沢 光
- 3月22日
- 読了時間: 3分
更新日:6月19日
■「地域資源を活かした健康器具を広げたい」中小企業様へ
自社製品の良さを伝えるのは簡単ではありません。とくに地域に根ざした健康器具の販売会社にとって、「製品の効果が伝わらない」「ターゲット層に届かない」「情報発信がマンネリ化している」といったお悩みをよくお聞きします。
今回ご紹介するのは、福岡県福岡市で健康器具を企画・製造・販売する「健幸ライフ株式会社」様のデジタル集客 事例です。地域資源とデジタル戦略を融合させ、ブランドの再構築と販路拡大に成功したプロジェクトをご紹介します。
■このブログは、こんな方におすすめです
地域に根ざした健康・美容関連商品を取り扱う企業様
自社製品の魅力が伝わりにくいと感じているマーケティング担当者様
展示会や紙媒体だけでは販路が広がらないとお悩みの経営者様
WebサイトやSNSの活用方法に手応えを感じられていない企業様
■プロジェクト背景
健幸ライフ株式会社様は、「暮らしに健康を届ける」をコンセプトに、福岡県を中心に全国に向けた商品展開を行ってきました。主力商品である健康サポート器具は、実際のユーザーの声や機能性に優れているにもかかわらず、シニア以外の世代の認知が低く、飽和状態が続いていました。
今後の事業展開に向けて、「次世代に向けたメディア戦略の再構築」が必要とされていました。
■課題と提案
大きく分けて以下の3つの課題がありました。
次世代シニア層へ製品の魅力を伝えるビジュアルが不足している
オンラインメディアミックスによる流入経路が弱い
次世代シニア層にも伝わるユーザー視点のUI/UX設計が未整備
これらに対して、私たちは「インスタグラムでの次世代シニアインフルエンサーマーケティング」と「クラウドファンディング戦略」「UI/UXによるEC改善」の3軸で提案を行いました。
■制作プロセス
インスタグラム戦略の再設計 次世代シニア層(アクティブシニア)をターゲットに、共感を生む“人ベース”のコンテンツを重視。シニア層のライフスタイルや価値観に寄り添う写真・動画投稿に加え、投稿頻度・時間帯・ハッシュタグの最適化も実施。
クラウドファンディングの導入と活用 新製品のテストマーケティングおよび話題性の獲得を目的に、Makuakeを活用。製品コンセプト、ストーリー設計、リターン構成、画像・動画制作まで一貫してサポート。支援金額4,555,200円、サポーター203名。
UI/UXの見直しとEC改善 EC導線においては、「誰でも直感的に購入できる」ことをテーマに、ボタンサイズ、色彩、導線のシンプル化を図り、特にスマートフォンでの操作性向上に注力。レビュー表示や比較機能など、シニアユーザーの不安を解消する機能も設計。
■成果
Instagram経由のECサイトアクセスが増加 特に60代未満の次世代シニア女性ユーザーの滞在時間と保存数が大幅に向上。
クラウドファンディングでの新製品販売が目標達成率2200%超 話題性の醸成とともに、新規顧客のデータベース化に成功。
ECサイトのCVR(購入率)が改善 UI/UX改善により、特にスマートフォンユーザーのカート離脱率が低下。
■今こそ、デジタル集客をアップデートしませんか?
“良いモノを作れば売れる時代”は終わり、いま求められるのは「誰に」「どう届けるか」という設計力です。ターゲットを深く理解し、共感と信頼をつくるメディア戦略は、あらゆる業種に応用可能です。
SNS、クラウドファンディング、ECの連動によるブランド形成。これは一過性ではなく、持続的な資産となります。
今こそ、貴社のデジタル集客を見直し、次のフェーズへ踏み出してみませんか?
