コーポレートブランディング
沖縄那覇市で業務用食材の卸売りを行うゼンオキ食品様。長年、地元の食文化を支えてきた同社が、コーポレートブランディングを通じて新たな成長を遂げた事例をご紹介します。
経営課題の明確化
ゼンオキ食品様は、豊かな沖縄の食文化を守り続けてきましたが、市場環境の変化に直面し、新たな成長戦略が必要でした。そこで当社が提案したのが、コーポレートブランディングを軸とした経営改革です。
ブランドの本質を見つめ直す
まず取り組んだのは、ゼンオキ食品様の強みと独自性の再定義です。沖縄の食文化を守り続けてきた歴史や、地元生産者との強固な関係性など、他社には真似できない価値を明確化しました。
ミッション・ビジョン・バリューの策定
社長様へのヒアリングや現地リサーチを実施し、組織横断的なディスカッションを重ねて、以下のミッション・ビジョン・バリューを策定しました。
ミッション:食文化を通じて、未来を創る
ビジョン:食のアイディアをカタチにする
バリュー:
すべてはお客様のニーズに応えることからはじまる
百聞は一見にしかず 徹底した現場主義
食の商品知識を持つことで、サービスの質を高める
ビジュアルアイデンティティの構築
企業の理念や特性を視覚的に表現するため、ロゴ、ブランドカラー、フォントなどを一新しました。深緑色をメインカラーに採用し、沖縄の豊かな自然と食文化を表現しています。
商品ブランディングの展開
PB新製品「あぐー豚減塩熟成ベーコン」を開発しました。地元のあぐー豚と沖縄糸満沖のあらしおを使用した無添加製品で、パッケージデザインにも沖縄らしさを表現しています。
成果
チームシェフコンクールでパートナー賞を受賞
新規販路の開拓に成功
従業員のモチベーション向上
顧客からの信頼度アップ
まとめ
ブランディングは単なるイメージ戦略ではありません。経営戦略の一環として、企業の独自性を明確にし、お客様との信頼関係を構築する重要な取り組みです。
デザインラボでは、全国28都道府県の様々な業界の中小企業様のブランディングをサポートしてきました。企業の「在り方」を可視化し、独自性と感情移入を生み出すことで、競合他社との差別化を図り、企業価値を高めます。
企業には、必ず輝かせるべき強みがあり、その強みを活かしたブランディングで、新たな成長の機会を創出いたします。
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