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ブランドのロゴやマークとブランディングデザイン

2021年7月5日
読了時間: 7分

更新日:2025年5月5日

ブランドのロゴやマークとブランディングデザイン

 日々何気なく目にしているブランドや企業の「ロゴ」ですが、視覚的には親しみやすいものから高級感を表すものまで様々です。デザインの制作過程や隠された意味を紐解くとブランドのストーリーやコンセプトまでも垣間見ることができます。


Amazon

 アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏は、デザイナーのターナー・ダックワース氏を起用して、ロゴデザインの制作に取りかかりました。何度も改良を重ね、今では誰もが知るアマゾンのこのロゴマークを 2000 年に完成させました。このロゴは、ブランド名を表す文字を使用した「ワードマーク」とオレンジ色の矢印でデザインされた「スマイル」という、シンプルでありながら特徴的なデザイン要素を備えています。


 このスマイルには 2 つの意味が込められています。見ての通りこの矢印は英語のアルファベット A からZを示しており、A 地点から Z 地点までどこへでも配達が可能ということをアピールしています。もうひとつは、お客さまがアマゾンの荷物を玄関先で受け取った時の笑顔を連想させているのです。

ブランディングデザイン

Nike

 ブランドオーナーであるフィル・ナイト氏は、ロゴの作成に向けて「躍動感とスピード感のあるシンプルなロゴデザイン」という目標を掲げていました。また、ロゴをデザインする上で重要なことは、競合他社との差別化を図ること。ナイキの場合は、当時最大の競合相手であったアディダスとの差別化が必要でした。

デザイナーであるキャロライン・デビッドソン氏は「スウッシュ」の歴史を作ったのです。スウッシュは、勝利を象徴するギリシャ神話の女神ニケの翼をモチーフにしています。


 ナイキのブランディングチームがスウッシュを選んだとき、ナイト氏は「好きではないが、時間が経てばだんだん好きになるだろう」としぶしぶ決断したと言われています。

ブランディングデザイン

MacDonald

 マクドナルドが誕生して以来、ロゴは何度か改訂され、最近では 2003 年にデザイン事務所 Heye & Partner によって新しくされました。現在のロゴは、シンプルな黄色で、「I'm lovin' it 」というスローガンが添えられています。


 マクドナルドの第 1 号店は、1937 年にカリフォルニア州サンバナディーノでリチャード・マクドナルド氏とモーリス・マクドナルド氏がオープンしました。

初のフランチャイズ店のオープンに伴い、新しい建物にはサインメーカーのジョージ・デクスター氏による半円のデザインが施されました。このデザインは「M」の文字を象るため再構成され、1961 年にマクドナルド社を買収したレイ・クロック氏が、この M 型アーチのロゴを新しい企業ロゴに採用しました。

ブランディングデザイン

Gucci

 グッチオ・グッチ氏は、1921 年に高級感を意識したファッションブランドを立ち上げましたが、ロゴのデザインを決定したのは 1933 年でした。グッチのロゴは、「G」を 2 つ組み合わせたレタリングを特徴とし、その後他のデザインもブランドのレパートリーとして迎え入れています。


 レターマークのロゴは、グッチの息子アルド氏が父のイニシャルを表すために作ったものです。さらに贅沢さを強調するこのロゴは、ブレスレットのリンクを象徴しているとも言われています。

ブランディングデザイン

Coca Cola

 飲料メーカーコカ・コーラは、1886 年の創業当初からオリジナルデザインを維持しています。ロゴマークは気品にあふれ、当時の古典的な手書き書体である「サペンサリアン体」を使用しています。


 この有名なロゴは、創業者の経理担当者であるフランク・メイソン・ロビンソン氏がデザインしたもので、「2 つの C が広告で映えるに違いない」という策案がロゴデザインに反映されています。

ブランディングデザイン

Google

 世界で最も有名な企業の 1 つである Google のロゴは非常にシンプルです。デザイナーのルース・ケダー氏は、当初「Baskerville Bold」という フォントを使ってこのワードマークを作成しましたが、その後、自社で作成したサンセリフ書体を使用してよりフラットなデザインにリフォームしました。

また、イノベーションと IT が息づく Google は、特別な祝日や記念日などにあわせて検索エンジンの Google ロゴを変更します。この定期的に変わるオリジナルロゴは、Google Doodle(グーグル・ドゥードゥル)の愛称で知られています。


 ロゴのカラーパレットには主要色がある中、 「 L 」だけにグリーンを使っています。創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が「自分たちの会社はルールに縛られるのではなく、ルールを破ることを好む」というメッセージを表現したいと考えて選んだものです。

ブランディングデザイン

Instagram

 当時は、写真家をメインターゲット層とし、ブラウンがかったカメラがトレードマークのロゴでした。しかし、インスタグラムの利用者が急増し、ユーザーはもはやフォトグラファーだけでなく、ミレニアル世代やジェネレーションZと呼ばれる若者達にまで広がり、幅広い層となりました。これに伴い、2016 年にロゴのイメージチェンジを行っています。


 オリジナルのロゴは、インスタグラムの CEO であるケビン・シストロム氏が自らデザインしたものです。

ブランディングデザイン

Lego

 1932 年の創業以来、何度もロゴが変更され、今日私たちが見慣れているレゴ社のロゴは 1973 年に導入されました。この頃、レゴ社は本国デンマークからアメリカに製品を輸出するようになり、リブランディングのために赤や黄色の鮮やかな色使いと、すっきりとしたタイポグラフィといった現代的なロゴの特徴をデザインに取り入れました。このようなデザインスタイルの変更により、幅広い年齢層の人たちに受け入れられるようになったのです。


 レゴの名前は、デンマーク語で「よく遊ぶ」を意味する「leg godt」の略語に由来しています。

ブランディングデザイン

Starbucks

 1971 年に誕生したスターバックスのオリジナルロゴは、2 つの尾を持つ人魚「サイレン」を手書きで描いたものでした。16 世紀の北欧の版画をもとに、ポートランドにあるコーヒーチェーンの旗艦店の海の雰囲気を表現するために選ばれました。1987 年、このロゴを一新するためにテリー・ヘックラー氏を起用。彼女は、古代の水の生き物を女神に変え、茶色からケリーグリーンへと色を変更し、ロゴにシャープな印象を与えました。2011 年、スターバックスは自分たちのブランドがあまりにも広く認知されていることを再認識し、リブランディングの一環として、既存のロゴからロゴを囲う円、ブランド名、星を削り、顧客を惹きつける人魚「サイレン」を残すことにしました。


 2011 年のロゴリニューアルでは、「サイレン」の鼻を少し変えて、顔をアシンメトリーにしています。これは、デザインを担当した Lippincott 社が、サイレンの顔をより "人間らしい "ものにするために行ったものです。

ブランディングデザイン

Apple

 デザイナーのロブ・ジャノフ氏が当初このデザインで大切にしていたのは、シンプルさでした。それはスティーブ・ジョブズ氏が会社を設立したときのモットーでもあります。1981 年の記者会見で、ジョブズ氏がアップルという社名を選んだ理由を聞かれて、「創造の果実、アップル。シンプルさは究極の洗練だ」と答えいます。最初のロゴがあまりにも時代に乗り遅れていため、ジョブズは 1 年後にジャノフ氏を招き、ブランドデザインの一新を託しました。ジャノフ氏は、何週間もボウルに入ったリンゴを前にして、イメージを最もシンプルな形に落とし込もうと試みます。その結果、カラフルなかじりかけのリンゴのデザインを発表し、大成功を収めました。


 現在のアップルロゴは、ジャノフ氏がアップル社のために提案した唯一のデザインでした。当時のアップル社は小さなスタートアップだったので、複数のロゴデザイン案を発注する時間もお金もなかったためです。

ブランディングデザイン

 デザインラボは、トレンドを踏まえつつ、各企業や自治体の固有の課題に対して、4つのデザイン分野を融合させた総合的なアプローチで解決策を提供してまいります。変化の激しい時代だからこそ、デザインの力で新しい価値を創造し、持続可能な未来への道筋を伴走いたします。

ブランディングデザイン

 
 

ご支援の流れ

ご相談から実行・改善までの流れ

01

初回相談

オンラインで約30分、現在の事業やお困りごと、目指す方向性を伺います。課題が整理できていない段階でもご相談いただけます。初回相談は無料です。

02

課題の整理・支援内容のご提案

伺った内容をもとに、優先して取り組む課題と支援の方向性を整理。支援範囲・進め方・期間・費用をご提案します。

03

デザインラボの戦略設計アイコン|ブランド戦略を表す図示

ご契約・プロジェクト開始

支援内容に合意いただいたうえでご契約。目標や役割分担、進行方法を共有し、プロジェクトを開始します。

04

現状調査・戦略設計

現場や顧客への理解を深め、企業の強みと課題を整理します。ブランドや新規事業の方向性を定め、具体的な実行計画を組み立てます。

05

デザインラボのアジャイル開発アイコン|改善サイクルを示す図

実行支援・検証・改善

商品・サービスの具体化、デザイン制作、Web・ECや販路の改善などを進めます。顧客の反応や実績を確認し、取り組みを調整します。

06

デザインラボ内製化アイコン|事業成長を示す図

社内運用・自走の支援

取り組みを社内で継続できるよう、運用方法の整理やノウハウの共有を行います。企業の体制に合わせ、継続的な改善を支えます。

「何を強みにすべきか」「どこから見直すべきか」が整理できていない段階でも、ご相談いただけます。

地域中小企業・創業家企業の経営者やご担当者、企業を支援する自治体・支援機関・地域金融機関の皆様からのご相談を承っています。

初回相談:オンライン・約30分・無料

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