日本におけるD2Cブランド市場(2022.4更新)

D to C(direct to consumer) とは

顧客とオンラインによる密接なコミュニケーションを行い、プロダクトに対するフィードバックを得ることで、商品をアップデートすることができる情報チャネルと直販チャネルを融合させた「顧客共創型」のビジネスモデル。

1つの商品がどのような背景から生まれ、どんな機能を持ち、どんな着回しができるのか消費者の課題解決を通じ、公式サイトでストーリーを語り、SNSで発信していく。ある種の「熱量」が消費者に伝わることで熱狂的なファンを生み出しています。


米国におけるD to C ブランドの成長

D2C 市場が先行する米国では、コロナ感染症で苦戦したブランドはあったものの、依然としてファッション分野でのD2Cブランド、特にサスティナブルなブランドに注目が集まっています。


米国D2C 百貨店「Neighborhood Goods」や「Show fields」

米国「D2C ブランド」市場は成熟し市場淘汰が進んでいます。その中で、より低コストで顧客を獲得し新製品をテストするためのマーケティングツールとしてリアル店舗を持つ「D2C ブランド」が増えています。

「Neighborhood Goods」は2017 年にアメリカ・テキサスで創業したスタートアップです。ストーリーテラーのリテーラーとして、「商品をトライアルする場」「ブランドとコミュニケーションする場」「地域のコミュニティーハブとしての場」など従来のリテールを超えた「さまざまな価値」を提供することで「D2C ブランド」にとって、販売だけでなくマーケティングやブランディングまで支援してくれるビジネスパートナーとなっています。

「 Showfields」は2019 年3 月にオープンした4 階建ての複合施設で、D2C ブランドはSOHOのど真ん中に実店舗を開くことができ、 ブランドとユーザーのコミュニケーションをより良くするためとして場所を提供しています。

専用アプリでセルフ決済ができ、チャット機能を通じてスタッフに質問できる。また、店内のレストランにいながら商品を持ってきてもらうこともでき、アプリを通じて他店舗から興味のある商品の取り寄せもできます。

店舗では週2~3回のエクササイズ教室、クッキング教室といったレッスンからカンファレンスやブランドの製品発表会の開催といったイベント開催しているようです。


日本D2C ブランド市場

男性化粧品を扱う「バルクオム」オーダースーツを手掛ける「ファブリックトーキョー」ボタニカルスタイルの高級シャンプー「ボタニスト」インターネット時代のワークウェア「ALL YOURS」パジャマやウェアなど上質な「リラックススタイル」を提案する「フー トウキョウ)」インスタ世代に向けた韓国レディース服「17kg」などブランドが存在します。

「ALL YOURS」は「All シンプルなデザインで着心地が良く、「3 時間でも乾く」「雨や汚れを弾く」「世界一ストレスフリー」など機能性を明確にした商品づくりを行っています。キャンプファイヤーを活用した購買型クラウドファンディングでのブランディングも特徴的です。


日本のアパレルD2C ブランドのこれから

○顧客のLTVの視点からの商品開発

○目まぐるしく進化を遂げているロジステック分野への定期的なアップデート

○循環型社会を視野に入れた製造ラインの開拓

○開かれたコミュニティーハブとして実店舗小売業とのパートナーシップ


いかがでしたでしょうか。D2Cブランドの市場トレンドと国内市場での課題をまとめてきました。デジタルネイティブのミレニアルズ世代らしいビジネスモデルとして今後も注目です。


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