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アフォーダンス

  • 執筆者の写真: 深沢 光
    深沢 光
  • 2022年11月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月5日

 アフォーダンスとは、アメリカの心理学者ジェームス・J・ギブソンが提唱した概念で、製品や環境が持つ物理的特徴が、人に特定の使い方や行動を直感的に促す性質を指します。たとえば、自転車の車輪は回転運動には適していますが、自立して静止するには適していません。このように、形状や構造がある機能には適し、別の機能には適さないことを意味します。


 身近な例として、ドアの取っ手が挙げられます。押すタイプのドアには平らなプレートが付き、引くタイプのドアには手をかけやすい取っ手が付いています。これにより、ユーザーは「押す」「引く」という操作を直感的に判断できます。また、ボタンは押す操作に適した形状をしており、引く操作には適していません。


 アフォーダンスが適切に設計されている製品や環境は、説明書がなくても人が迷わず正しい使い方を選択できるため、ユーザビリティが高まります。一方、アフォーダンスが誤っていると、ドアを引くべきか押すべきか迷うなど、混乱や誤操作が生じやすくなります。


 このように、デザインにおいては、利用者が直感的に正しい操作を選べるようなアフォーダンスを持つ形状や配置を意識することが重要です。たとえば、ペットボトルのくびれは「ここを持つ」という行動を促し、スマートフォンのホームボタンは「押す」操作を自然に誘導します。アフォーダンスを活かしたデザインは、誰もが使いやすい製品・サービスづくりの基本となります。


アフォーダンス

 
 

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