デパートメント業態なのに米国で好調なニューストアー


 米国では「アマゾンエフェクト」と呼ばれる小売業の淘汰が進み、2019年だけでも約5000店が閉店、2026年までに7万5000店が整理されるというレポートもあります。さらに今年に入り新型コロナの影響もあり、JCペニーやニーマンマーカスなどチャプター11(日本で言うと民事再生法)が適用され、米国百貨店は瀕死状態です。

 

 そのような逆風の中で注目を集める百貨店があります。D2C(自社WEBサイトからの直販事業を中心にブランドを営むDirect to Consumer)の人気ブランドを集めた新しいデパートメントストアー「Neighborhood Goods」2019年12月中旬にニューヨークのマンハッタンのチェルシーマーケットにオープンしました。


 「Neighborhood Goods」では、アパレル、ビューティー、ホームグッズ、ペット、フィットネスなど、40以上のD2Cブランドが揃っています。

Neighborhood Goods

https://neighborhoodgoods.com/


 この新しい百貨店の特徴として、「ニューライフスタイル」を提案するD2Cブランドを扱い、センスよく配置されています。また、毎日商品ローンチイベントやコミュニティーイベントが行われ、ライブ感があって飽きさせない仕組みも秀逸です。


 さらに店内は「新商品のトライアル」「ブランドとコミュニケーション」「地域のコミュニティーハブ」の場として位置付けられているため、店舗スタッフは「アンバサダー」としてフレンドリーで従来の百貨店のように私たちが購入のプレッシャーを感じることはありません。


 2018年12月には、D2Cの人気アイテムが揃う4階建ての巨大小売店「Showfields」がニューヨークのSOHOにオープンしています。D2Cのキュレーション的な新しいデパートメントストアーが日本でもこれから注目です。

Showfields

https://showfields.com/


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