デザインの語源は、ラテン語の「Designare(デジナーレ)」にあるといわれ、Designareとは、「計画を記号に表す」つまり図面に書き表すという意味となりまり、中国ではデザインを「設計(シュージィ)」と記述します。
デザインにおいては、2つの側面があります。
1つ目は問題解決力で人と事象(事象同士)を最適な形でつなぎ合わせるための設計と言いかえることができます。
2つ目はエモーショナルに訴えかけるような意匠によるスタイリング力です。
商品開発におけるデザインでは、はじめにユーザーの価値を設計する視点から入り、意匠によるルック&フィールと実現可能性を組み合わせることが重要です。
また、現在の商品開発においては、工業デザイン以外に、相互関係のデザインとして人と物との相関性を対象とするデザインであるインタラクションデザインと使用する人の体験を高めるデザインとしてのユーザーエクスペリエンスデザインの概念が欠かせません。
新製品開発では、ゼロから新しい要素を見つけ出ようとするのではなく、リサーチにより集められた既存の要素を、目指すべきコンセプトから新しい組み合わせをすることで価値の創造ができるのです。
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