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New retail -Hema Fresh-

  • 執筆者の写真: 深沢 光
    深沢 光
  • 2020年11月15日
  • 読了時間: 2分


今回、改めて注目したいのは中国の「ニューリテール」のアリババが展開する「Hema Fresh(フーマフレッシュ)」です。


通常のスーパーであれば、価格変動の大きな食材順として野菜、魚、肉と商品を見ながら献立を考えられるよう、来店客目線できれいなレイアウトを取りますが、フーマフレッシュでは、陳列スタッフの効率を重視した商品種類別ゾーン配置とカートが配置しやすい広い通路が特徴の「倉庫」が基本になっています。


さらに半径3km以内の地域には無料で30分配送が行われ、店内には「グローサラント(グロッサリー+レストラン)」形式で、店内で販売されている食材を使った料理を食べることも可能です。


アリババは、上海1号店を皮切りに数年で2000店舗を目指すという計画もあるようです。


ちなみに国内では、平成30年度食料、飲料、酒類の市場規模は約64兆円あり、このうちECでの取引は約1.7兆円でEC化率はわずか2.64%だそうです。


障壁となっているのは主に物流で、通常ECや宅配企業では「集中物流方式」をとっています。はじめに広域をカバーする物流センターで仕分けして、各地区の配送拠点に配送し、そこから各戸に配送をしますが、生鮮食料品には時間がかかり不向きでした。


一方、テンセントでは生鮮ECに「前置倉方式」を採用しこの問題を解決しつつあります。「前置倉方式」とは、半径3kmの地域をカバーする小型倉庫を市内全域で蜂の巣のように配置し、自転車やバイク便で迅速に消費者に届けることができます。各倉庫には、大型の配送車で補充商品の配送を行うというものです。 この生鮮食品のでのEC化率が上がれば、EC市場拡大の契機になることは必須で、消費者のインターフェイスを改善することで、新たな市場が創出できた好例だと感じています。


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