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ユーザーの負担を減らすヒックの法則

ヒックの法則は、イギリスの心理学者、W.Eヒックによって、意思決定に要する時間は選択肢が増えるほど長くなるということが明らかにされた法則です。


ヒックの法則が当てはまるのは、複数の選択肢に対して単純な判断や意思決定を行う場面です。


その場合、選択肢の数が増えると意思決定に要する時間は比例的に増加します。


この法則を実証した実験に、ジャムの法則というものがありますが、これは24種類のジャムと6種類のジャムをそれぞれ並べたとき、どちらが売れるか比較したものです。

試食の割合だけで見れば、24種類のジャムは60%、6種類のジャムは40%と、24種類のジャムの方が多くの人に興味を持たれました。

しかし実際に購入した人の割合は、24種類のジャムが60%中の3%、6種類のジャムは30%となり、選択肢の数を減らした方の売り上げが10倍になるという結果が出ました。


ヒックの法則は、複雑な意思決定や、読解、調査、探索、掘り下げた考察などを必要とする意思決定には当てはまりません。


単純な意思決定を要するシステムを設計するときは、反応時間とエラーを減らせるよう、選択肢の数を少なくすることが重要です。