デザイン経営の考え方
― 戦略を、現場で“使われる形”にするために ―
デザインラボの立ち位置
デザインラボは、 戦略や構想を「描くこと」そのものを目的にした支援は行っていません。
私たちが向き合っているのは、 戦略・ブランド・現場・デジタルが噛み合わず、 事業が思うように前に進まなくなっている“経営の状態”そのものです。
デザインとは、本来、 見た目や制作の話ではなく、 判断や行動を揃え、組織を動かすための設計だと考えています。
このページでは、 デザインラボが考える「デザイン経営」と、 その支援の考え方を整理してお伝えします。
デザイン経営とは何か
デザイン経営とは、 デザインを「表現」や「制作」の手段として扱うのではなく、 経営の意思決定と実行を支える設計として使う考え方です。
戦略が機能しない本当の理由
多くの企業で起きている問題は、 「戦略が間違っていること」ではありません。
多くの場合、「戦略が現場の判断に翻訳されていない」「実行の優先順位が共有されていない」「判断基準が人によって異なっている」といった状態が、戦略を機能しないものにしています。

デザインを「翻訳装置」として使う
デザインラボでは、 戦略を資料で終わらせるのではなく、「現場で迷わず判断できる基準」「実行に落とし込める設計」「優先順位が自然に揃う仕組み」へと翻訳します。
これが、私たちの考えるデザイン経営です。
私たちが向き合っている「経営の状態」
デザインラボが相談を受ける多くの企業は、 すでに何らかの取り組みを行っています。
中期計画や戦略は描いている、デジタルやAIも導入している、新しい施策にも挑戦している、それでも、 事業が前に進んでいる実感を持てていないという共通点があります。
問題は「点」ではなく「噛み合わなさ」
私たちは、 個別の施策や制作物だけを問題だとは考えていません。
問題の多くは、戦略と現場、ブランドと営業、デジタルと業務、構想と実行、これらが噛み合っていない「状態」にあります。
だからこそ、 一部だけを直す支援は行わず、 全体の構造を整理するところから関わります。
どんな距離感で関わるか
デザインラボは、すべてを丸投げされる立場でも、方法論を一方的に押し付ける立場でもありません。
経営者と同じ視点で考える
私たちは、経営者と同じ視点に立ち、何を優先すべきか、どこに力を使うべきか、何をやらないか、を一緒に考えます。
判断と実行を「一緒につくる」
支援のゴールは、「良い提案を出すこと」ではありません。
現場で判断できる、動ける、続けられる状態をつくることです。
そのために、構想から実行、改善までを同じ線上で伴走します。
構想を「動く形」にするための考え方
構想が事業として機能するかどうかは、「正しさ」よりも「使われ続けるかどうか」で決まります。
構想で終わらせない設計
デザインラボでは、誰が、いつ、どんな判断をするのか、が曖昧なままの構想は、 必ず途中で止まると考えています。
だからこそ、判断基準、実行フロー、運用と改善の前提、まで含めて設計します。
小さく動かし、検証し、整える
最初から完璧を目指すことはしません。 小さく動かす、現場で検証する 機能しない部分を直す、このサイクルを回し続けることが、結果的に事業を前に進めると考えています。