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PremièreVision2022春夏生地展示


PremièreVisionは、2021/22年秋冬に初のオンライン展示会に続き、22年春夏もオンラインとリアルの併用で3つのショーを行いました。今後の開催もこのハイブリッドモデルを検討しているようです。


快適性と実用性が焦点となり、さらにアップデートされています。軽い素材と明るいカラーからは楽観ムードが漂い、陽気な表現が見られます。


ファッションフォワードと循環型・透明性を軸とした方向性の今シーズンは、エシカルな原料、繊維、染色、仕上げが多く見られ、バイオベース、オーガニック、リサイクル、リサイクル可能な素材が登場しています。FSC、GOTS、GRSといった認証を取得し、REACH、Bluesign、OEKO-TEX、Standard

100のような基準をクリアした製品が増えています。


「コレクションエッセンシャル」と「ワンランク上のベーシック」といったキーワードが浮上、機能性と洗練性を併せ持つ素材に注目が集まります。紙のようなシャリ感が新鮮味を出し、繊細な質感のある生地や耐候性に優れた生地をアップデート。


豊かな風合や表面感はマストハブであり、滑らかなサテン仕上げ、光沢コーティング、繊細なシアー、ソフト仕上げ、ハニカム構造のピケが存在感を示します。マルチファンクションを掘り下げ、カジュアルな質感や控えめなトリムを用い、実用性が高く、手入れが簡単な素材の提案が増えています。


喜びに満ちたファッションが求められるようになっており、カラー・模様・仕上げのインパクトを高めることで表現します。生地・レザー・アクセサリーに表現力豊かな構造や模様を施し、休暇を自宅や近場で過ごすといったステイケーションやリゾートのムードが広がっていました。




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