D2Cブランドの創造について【2021年版】

私たちの生活では、様々なブランド製品に囲まれています。ブランドについては以前のブログでも紹介していますが、ここでは「差別化」と「コミュニケーション」の重要性とお伝えしながら、近年注目されているD2Cブランドの特徴について取り上げたいと思います。


【過剰在庫が出にくいビジネスモデル】  DtoCブランドは、ファン作りであり、ファンとのコミュニケーショがSNSなどでon timeに出来ることも特徴の一つです。例えば、新製品開発前のヒヤリングや量産前の受注傾向により、マーケットインの精度の高いマーケティングが特徴です。これは従来のマス市場には向きませんが、過剰在庫が出にくくそれに伴いディスカウントや廃棄も少なくなるため、時代に適したサスティナブルなビジネスモデルということができると思います。

【オンライン販売によるスリム化実現】  国内ではD2Cブランドはまだまだ少ないですが、米国ではすでに10億ドル規模の企業価値を持つD2Cブランドとして、アパレルの「Everlane」「Untuckit」、メガネ専業「Warby Parker」、シューズ専業「All birds」、化粧品を扱う「Hims」「Hers」など注目されていますが、これらのブランドは全てオンランストアに主軸を置くことで、バリューチェーンにおける様々なコストを省き、中堅価格帯ブランドと比較して、相対的に製品価格を抑えています。

【Radical Transparency=徹底された透明性】  このうち、2010年創業した「Everlane」は、米国D2C業態を牽引してきたブランドの一つです。このブランドの最大の強みは透明性で、オンラインサイトに製品のコストを掲載しているのが特徴です。例えば、Tシャツであれば、生地値、縫製費用、貿易費用まで透明化し、上代価格の正当性を示すことで、ファンとの信頼を構築しています。

【生産プラットフォームへの需要】  米国のEverlaneのようなD2Cブランドを国内において創造するには生産の仕組み作りが重要になってきます。ブランド立ち上げ時であれば小ロットかつオリジナル性の高い製品を生産できる工場やプラットフォームフォーマーと取り組むことで実現性が高くなると考えます。国内の繊維分野のプラットフォーマーには「シタテル」「SDファクトリー」「アパレルコンシェルジュ」などがあり、積極的な活用により、今後国内でもD2Cブランドの増加や発展が予想されます。

シタテル

SDファクトリー