
国内アパレル市場ではCovid-19の流行拡大を受け、既存リソースの活用、サステナブルな行動、製品の定番化に焦点を置くなど様々なバリューポジションが示されました。以下3点に集約してみました。
1. 消費者は精巧な手仕事に目を向け、クラフト感やハンドメイドを感じさせるアイテムへの関心が集まっていました。
2. 人と人が密接する公共交通機関での移動が少なくなり、徒歩や自転車移動が増え、突然の雨や風の中での移動に備えたアイテムが注目されました。また、自宅でも外でも使えるアイテムがお得感を感じさせました。
3. 今シーズンで売りきらなければならないトレンドアイテムから、シーズンレスでかつ新定番として使えるアイテムの開発が進みました。デッドストック活用などもサステナブルとして注目されました。
ファッションディレクターやデザイナー、プロデューサーを目指す学生さんは、街中のメンズファッションからキーワードハンティングしてみるのも楽しいかもしれませんよ。
注目デザイン
オーバーサイズポケット(All genre)
テクニカルジッパー(Future commuterシーン)
クラスプパーツ(Future commuterシーン)
快適なウエスト(Stayhomeシーン)
パッチワーク(Feeling craft)
刺繍&クロシェ(Feeling craft)
ラップアラウンドクロージャー(New basic)