福岡県福岡市「健幸ライフ株式会社」様におけるデジタルマーケティング事例
- 深沢 光
- 3月22日
- 読了時間: 3分
インスタグラム戦略と新製品デジタルマーケティング
健幸ライフ株式会社様は、福岡市を拠点とする健康器具メーカーで、特許取得済みの「あしふみ健幸ライフ」を主力商品として展開しています。地域資源である小国杉を活用した製品を通じて、健康維持や運動不足解消を支援することを目指しており、2022年から2023年にかけて、公式インスタグラムの戦略的運用と新製品マーケティングを実施いたしました。
公式インスタグラム戦略
健幸ライフ株式会社様の主力商品であるあしふみ製品の販売促進に向けて、SNSを活用したブランド認知向上と顧客とのエンゲージメント強化に注力しました。
健康器具の使用方法や効果を伝える動画・写真投稿を中心に、ユーザーの声や使用例を紹介。また、製品が持つサステナブルな特徴や地域素材の活用についても発信し。
ターゲット層へのリーチとして、在宅ワーク世代や健康意識が高まる30〜40代の働く女性層にフォーカスしました。これにより、従来の高齢者向け市場から若年層へと顧客層を拡大することに貢献。
インフルエンサー活用モデルやインフルエンサーによる製品レビューを投稿し、信頼性と親近感を高める工夫が行われました。この戦略により、SNSフォロワー数が増加し、投稿のエンゲージメント率も向上。
新製品マーケティング:Makuakeプロジェクト
2023年には、新たなマーケティングチャネルとしてクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を活用しました。このプロジェクトでは、「規格外品」を再利用したサステナブルな新製品「Kenko Life」の販売を実施しました。
製品特性と差別化「Kenko Life」は、小国杉を使用した無垢材仕様で、コンパクトかつ軽量設計。特許技術による足踏み運動効果が特徴です。これらの特性が環境配慮型の商品として注目され、多くの支持を集めました。
プロジェクト成果として31日間の販売期間で総額4,555,200円、203名のご支援、合計294台の販売を達成しました。製品価値と同時に地域素材やサステナブルな取り組みに対する共感が大きな要因となりました。
顧客層の拡大従来の医療機関や介護施設向け市場から、自宅で気軽に健康管理ができる一般家庭へと市場範囲を広げることに成功しました。特にテレワーク世代や子育て世代から高い評価を得ることができました。
ご支援成果
健幸ライフ株式会社様へのSNS戦略とクラウドファンディングを軸としたデジタルマーケティング施策によって以下の貢献をいたしました。
ブランド認知度向上:インスタグラム運用により、新しい顧客層へのアプローチが可能になり、ブランド認知度が大幅に向上。
売上拡大:Makuakeプロジェクトでは予想以上の売上成果が得られ、新規顧客獲得にも成功。
規格外製品在庫のリデザインを行ったサステナブルな取り組みが地域メディアで評価され、環境意識の高い消費者層から支持を獲得。
地域企業の持続的な成長を支援し、地域経済の活性化に貢献に向けて、「ブランディング x デジタルツール」を活用することで、その独自性と魅力を広く発信しています。これからも地域企業の皆様と共に、新たな価値創造に挑戦し続けています。無料デザイン経営相談は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
