top of page

加速するバイオベース繊維【2021】

  • 執筆者の写真: 深沢 光
    深沢 光
  • 2020年8月9日
  • 読了時間: 2分


近年、サーキュラー・エコノミーの観点からバイオベース繊維が注目を浴びていますが、2019年には国内繊維分野においては世界初の人工クモ糸繊維を開発したスパイバー株式会社と株式会社ゴールドウィンの共同開発をしたアパレル製品「ムーンパーカ」がリリースされたことも記憶に新しいと思います。


バイオベース繊維第1世代では、サトウキビ、トウモロコシ、ヒマシ油などの農業作物ベースのデンプン、糖、脂質に由来したものが挙げられます。その他、牛乳(カゼイン)、コラーゲン、海藻、食品廃棄物(果物、野菜)、グアユール(植物ゴム)からもバイオベース繊維が作ることが可能です。


バイオベース材料は、天然繊維が広く含まれまれており、有機物からの再生可能な炭素含有量が20%以上と規定されていおり、利点としては、自然の再生可能エネルギーとして、バイオマテリアルは成長中にCO2を吸収し、そのほとんどは、生分解性、堆肥化可能にすることができます。強度や機能については、天然繊維と組み合わせることで調整ができるようです。


実例としては「国立リニューアブル・エネルギー研究所 x DuPont」ではトウモロコシベースの繊維開発、「Fulgar」においてはヒマシ油ベースのEVO糸開発、「Qmilk」はミルクベースの素材、「Vegea」はワインを造る際の廃棄部位を利用した素材 、「Pinãtex」や「Frumat」によるフルーツをベースにしたテキスタイル、「Yulex」によるゴムなどの原料を使用した素材の実用化が進められています。


現時点では特定のD2Cブランドやスポーツブランド(「Vivobarefoot」「Reebok」「Patagonia」「Vaude」「Tierra」)を中心に製品化されていますが、今後はより多くのインパクトを出すため商業的スケールに向けての活用が期待されています。


VivobarefootやTierraの取り組み「Sustainable Active Materials」

Pineapple Leather 「Piñatex」

イタリアワインから誕生したビーガンレザー「Vegea」


「デザイン」で次の時代のイノベーションをワンストップサポート

デザインラボ株式会社はこちらより

 
 

無料オンライン相談|“デザイン視点”で経営を前進しませんか?

Free Consultation

企業や製品のブランド価値を高める戦略設計から、顧客体験(UX)の向上、WebサイトやECサイトの改善、SNSを活用した認知拡大まで。 デザインラボは、経営課題に応じて最適なソリューションを実績に基づいてご提案します。  「売上が伸びない」「採用がうまくいかない」など、具体的なお悩みはもちろん、 「課題が漠然としている」という段階でも構いません。 まずは“デザインの視点”で、一緒に整理してみませんか?

ご支援の流れ

Project Flow

無料相談(オンライン可・約30分)

経営課題やブランド戦略、UX、集客、デジタル活用についてヒアリングし、課題の全体像を整理します。

課題診断レポート(約1週間)

ヒアリング内容をもとに、課題の本質と解決の方向性をレポート形式でご提案。支援メニューも合わせて提示します。

デザインラボ戦略アイコン

戦略設計・実行プランの策定

ブランド戦略・UX設計・デジタル施策など、課題に応じた最適な施策を設計し、実行計画を構築します。

ご契約・プロジェクト開始

ご提案にご納得いただけた場合、正式契約のうえプロジェクトを開始。関係者と連携しながら推進します。

デザインラボアジャイルアイコン

実行支援とアジャイル運用

デザイン制作・施策実施後も効果検証・改善提案を繰り返し、成果に直結するPDCAを伴走します。

デザインラボ内製化アイコン

内製化と持続的な成長サポート

施策を御社内で運用できるよう体制づくりやノウハウ移転を支援。持続的な成長に向けて自走をサポートします。

​よく頂くご質問

FAQ

ご依頼が初めての方にも安心してご利用いただけるよう、よくいただくご質問をまとめました。ご不明な点やご心配なことがございましたら、まずはこちらの「よくあるご質問」をご覧ください。皆さまから多く寄せられる内容を分かりやすくご案内しています。その他ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

bottom of page