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マーチャンダイジング プロセス1


マーチャンダイジングプロセス
マーチャンダイジングプロセス

アパレル製品のプライベート商品を展開している総合小売店で、実際に運用していたマーチャンダイジングプロセスについて3回にわたりご紹介いたします。



1、商品政策決定

まず、商品政策は下記の9つの内容から決定します。


a 市場分析

商品数が天文学的にあふれている現在のマーケットでは、これから立ち上げる商品がどこからどこを目指すのかを予測するために、「市場を感覚や経験だけではなく、ある程度数字で知る」ことが大切です。


b外部情報

トレンド情報分析、国内外のトレードショーやマーケティング情報、商社、メーカー、バイヤーなどに売れ筋等の情報を定期的にヒヤリングし、収集します。


c競合商品・要因分析

これから立ち上げる商品の立ち位置が決まったら、競争すると考えられる商品やブランドをマークし、調査・分析していきます。


dライフスタイルの変化

今回のCOVID-19でライフスタイルの変化が加速したのように、何が原因で、クラス別にどのような変化が起きているかを掴むことが大切です。


e売れ筋調査

自社の店頭情報またはマーケティング会社の情報より売れ筋を把握し、ポスデーター分析、売上変化を調べます。


d実勢価格・競合価格

マーケットでの商品の優位性にもよりますが、後発の商品やブランドの場合、競合価格を無視することはできません。商品の価格レンジを把握できるマトリクスを作成します。


eメディア情報

商品企画では、過去のメディア情報のストックと現在のキャッチアップ、先の各社メディア配信予定の先取り。


fメーカー素材情報

素材や原料が価値を決める大きな要素であるため、専門的な知識と川上の情報のキャッチアップは大切です


g値入れや粗利

取扱商品や委託や買取、直営や卸など販売の仕方によって粗利は大きく違ってきます。


次回は商品の開発計画についてです。







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