2019年に気候変動と二酸化炭素排出に関するコンサルティングファームのCarbon Trustが実施した調査によると、英国の消費者の3分の2が、製品製造における二酸化炭素の可視化できるカーボンラベリングの実施を支持していることがわかりました。
製品製造における二酸化炭素の可視化は、Life Cycle Assessment(LCA)によって表すことができ、LCAでは、サービスのライフサイクル全体(資源採取―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクル)における環境負荷を定量化をしています。
カーボンラベリングは食品のカロリー表示と同じように、生活者がより多くの情報を得た上で購買決定できるようになり、また製造過程の情報を透明化することにもつながるため、社会や産業にポジティブな変化をもたらすために重要な手段となると考えています。