アパレル国内市場変化とデジタイゼーション(2021年度版)

いつもblogを読んで頂きありがとうございます。


今回、2020年に配信した記事を更新してお届けします。


アパレルをめぐる国内市場の変化はさらに加速し、国内市場だけではなく世界市場も加味しなければ正確な予測をすることが難しくなってきました。


また、デジタル化も加速し、2019年ではアパレル業界川中でのデジタイゼーションの現場での採用は遅れていた感がありますが、2021年においてはECと連携した川中の自動化といった話も耳にします。


これらをアップデートしながら3分程度で読了できますので是非お読みください。


【中間プライス帯のフォロワー層拡大と縮小】

まず国内のアパレル市場を2000年頃まで逆上ると、ファッションメディアや小売、セレブ、著名人が発信するファッショントレンドから市場のヒット商品が生まれるといった中間プライス帯のフォロワー層がこの時期増大しました。


このフォロワー層が支えるトレンドマーケットは、今まで国内生産が主流だった国内アパレルメーカーが、中国を中心とした海外生産にシフトした時期とほぼ一致します。トレンドの製品を程よい品質で、従来より安く大量に生産し、2〜3ヶ月で売り切るマーチャンダイジングです。


2009年頃から従来のフォロワー層のトレンドマーケットに向けたブランドや専門店に陰りがでてきたように思います。これは海外ファストファッションが日本に出店を始め、トレンド製品の価格がより低価格で購入できることと価値観の多様化に伴い、好みが益々細分化されていったことが、大きな要因だったと考えています。


現在では、中間価格帯市場が大きかった日本の特徴は徐々に薄まり、高価格帯のラグジュアリーと低価格帯のマスボリュームに二極化するという欧米型の市場構造に近づいていいます。


【新たな中間プライス帯マーケット】